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[最近のニキビ治療]

最近は巷に「ニキビケア製品」が溢れているので、初診の患者さんでも「ニキビだけ」という患者さんは非常に稀です。
+α何かしているだろうなという方が殆どなので、まず普段どういうお手入れをされているのか問診することが治療方針を決める上でとても重要です。
「ニキビが出来ているから」といって肌を必要以上に乾燥させることが必ずしも有効ではありません。
原因が1つではないことも多いです。生活習慣なども密接に関係しますから。
思春期は全くできないほうが珍しいので、ニキビが出来てしまったら早めに治療をしてニキビの痕を残さないようにしていくことも重要です。
「ニキビ痕」が主訴でも実際に診察してみると症状に合っていないお手入れや治療で炎症が長引いているニキビのことも少なくありません。
また説明して難しいなと感じるのは「治療」と「お手入れ」には明確な違いがあるということを理解してもらう事です。
私個人の見解ですが「○○肌用」の基礎化粧品でその皮膚症状が改善するとは思えません。
やはり基礎化粧品はトラブルのない肌の調子を整えるのが本来の働きで、それ以上の薬と同等の効果を求めるのは難しいと感じます。
患部に必要以上の刺激を与えないことも重要なのです。(この「安静」という概念がなかなか伝わり難いなと思います。)
お手入れと信じて患部に負担をかける行為が生活習慣の中にあるなら、それを止めてもらうことが有効なこともあります。
こういう個人、個人で異なる部分をヒアリングすることがまず重要なのだと感じます。(これはニキビ治療だけには限りませんが)






小林皮膚科
小林亜紀子
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